488はやはりスーパーですね。
(株)エム・オート
2017/08/22カテゴリ : その他
V8 Sportsモデルとしてツインターボを搭載し670馬力となった488GTB/Spider
458Italiaから大きく100馬力もアップしました。
懸念の材料となったターボによる排気音
こちらは素晴らしいアイデアでNA並みの音質を再現できました。
どのようにしたのかと申しますと
片側4気筒なのですが、順番に排気され排ガスが混ざりません。
*ご興味ある方は「シングルプレーン・クランクシャフト」「フラットプレーン・クランクシャフト」をご参照ください。
加えてターボチャージャーのタービンを通るルートも2つ用意され排ガスが混ざらない仕組みになっております。
この発想によりNA同等の音質を作り上げることが出来ました。
また、この機構によりターボラグの圧縮にも貢献していることも事実です。
更に面白いのがSSCという機能
Side Slip Control(サイドスリップコントルール) というものです。
4輪の全てのタイヤの回転速度から 速度差=滑り を拾い出し、数か所設置されている Gセンサーより車の挙動・姿勢を計算。
ドリフトした車の角度を制御しながら走行させることができます。
次にスポーツカーで大事なのはエアロダイナミクス
車はスピードを出せば出すほど車のすぐ後ろに負圧の領域が出来ます。
これはスピードが出れば出るほど大きく、走る方向とは逆に引っ張る力となります。
この負圧の塊に空気を導入し、負圧を低減させます。
ディフューザーはその役目であるし、エアロダクトもその役目です。
やはり488GTB/Spiderはスーパーな車ですね。